第2章 桜舞う季節に
飛雄に会った事が無いかと聞かれてから何日かたった。
飛雄と日向の変人速攻もまだまだ未熟だけど段々合わせられるようになってきた。
何時もの体育館、何時ものメンバー
でも、そのいつも通りの中に1つだけ変わった事があって、飛雄だと分かってから、私は影山を少し避けている。
日向:美月ぃー!何ぼーっとしてんだよ?
美月:え?あぁ…
日向:もぉすぐ青城と練習試合なんだから!練習しよぉぜ!
美月:お、おぉ!
日向:影山!トス上げてくれぇー!!
美月:…。
大地:黒羽!ちょっといい?
美月:ッス!
大地:影山となんかあったのか?
美月:あ、いえ!なんもないっス!
大地:そーか、ならいいんだ。
日向:おぉーい!美月ぃー!
美月:おぉー!すぐ行くー!失礼します。
私そんなにあからさまに避けてたの!?
気を付けなきゃ!!