第4章 初めて
かほside
…え?
今、ヤるって言わなかった?
私も唯一知ってる言葉。
ヤるってあれだよね?
繋がるってこと…だよね…?
千寛「かほ?」
『っ//////////』
千寛「いい?笑」
…コクッ
恥ずかしいけど、ちーくんとなら繋がりたいって思える。
うなずいたとたん、ちーくんの唇が私の唇に重ねられた。
チュッ…チュッ…
さっきとは比べ物にならないほど甘く激しいキスを続ける。
(頭が、うまくまわらない…)
息を吸おうと口を少し開けると、その隙間からちーくんが舌を入れてきた。
『っ!?』
私の反応を見て、ちーくんは満足げに微笑んでいる。
クチュッ、チュパッ
『んっ、ふっ…んあっ…』
やっと、キスをやめてもらったときには、私はもうヘトヘトだった。
千寛「このくらいでバテてたらあとが続かないよ?笑」
『あっ、』
いきなり首をなめられて変な声を出してしまう。
ぞくぞくする…。これが感じるってことなのかな?