第3章 告白
かほside
昨日は疲れたなー。あの後、色んな人に連絡先聞かれたりして。私がキモすぎて逆に興味があるのかな?でも、クラスの子と仲良くなれて良かった(*^_^*)
今日も、綾華と学校へ向かう。
綾華「最近、城龍とはどーなの?笑」
綾華がいきなりこんなことを言ってきた。
『そんな、何もないよ/////////
そもそも、ちーくんはこんな私のこと、視界にも入ってないよ…』
綾華「かほはもーちょい自分に自信持てば?」
『無理だよ…。』
私が可愛かったらとっくに彼氏できてるよ(泣)
綾華「まあ、高校デビユーしたことなんだし、何か進展するかもね?応援してるよ♪」
『ありがと、綾華ー♡ギュッ』
綾華(ほんと、この子は可愛いよ笑)
▽▼▽▼▽▼学校にて▽▼▽▼▽▼▽
『あれ?何か入ってる。』
かほが上靴に履き替えようとすると、そこには1枚の紙切れがあった。
綾華「なになにー?何て書いてあるのー?笑」
“佐倉井 かほさん。
あなたに一目惚れをしました。1年D組 ○○”
綾華「わっ!!これラブレターじゃん!!」
『えっ!?私初めてラブレター貰ったよ!!高校って凄いねー笑』
こんな私に一目惚れしたなんて、どんな物好きな人なんだろう…。
そんなことを思いながら教室へ行く。
「かほちゃんおはよー♪」
『おはよー(*^_^*)』
新しく出来た友達に挨拶をしながら自分の席につく。
『ん?また何か入ってた。』
机の引き出しのなかにまた紙切れが。
内容はさっきのものとほとんど同じだった。
綾華「どーするの?それ。」
『どーするのって言われても、これくれた人、よく知らないし…』
綾華「だよねー笑。でも、これでかほも自分に自信が出たでしょ笑」
『んー、どだろ笑』