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〈短編〉H×H(裏中心)

第14章 ゾルディック家でクリスマス(微ギャグ/ほのぼの/裏なし)


コンコン


「失礼します」

「あ、リネルー!!」

「今日はクリスマスイブですのでサンタクロースからのプレゼントをお持ちしましたよ」

「わーい!ありがとう!」


笑顔が眩しい✧✧
ゾルディック家使用人のオアシスであるアルカ様。


「うわー!欲しかったお人形さんのセットだ〜!」

「アルカ様がいつもお利口になさってたからですね」

「嬉しいっ!」


その笑顔プライスレス、可愛すぎ!


「リネルにもクリスマスプレゼントがあるんだ!」

「えっ?!」

「サンタクロース役のパパとママにリネルのプレゼントお願いしたの、いつもお世話になってるし何かあげたいなと思って!」


ちょっと待って今さらっとサンタクロースの存在を否定しなかった?!
末の2人にはその辺は特に慎重にと命じられてるのに!
ここはフォローすべき?口止めすべき?


「ええっと……」

「大丈夫だよリネル、私はサンタクロースを信じてるから、そういうのは心の中にいるんだよね」


アルカ様がすごく大人な対応…
まぁいいやその辺は詳しく触れない事にする。


「トナカイのぬいぐるみ可愛いです、ありがとうございます!」

「これね、お手手を押すとねー…」


トナカイの手を押すアルカ様。


『ダイスキー♥︎』

「えへへ、リネル大好き」


なにこの子、本当かわいすぎ!!

*゚+.。:;+.:;。+゚*゚+.。:;+.:;。*゚+.。:;+.:;。+゚*
あ……マイナスイオンを感じる…

私はもうアルカ様専属使用人としてこの部屋でずっとアルカ様のお世話をしていたいかも。




「ねぇリネル」

「なんでしょう」

「パパのホッペにチューしてきて」

「は?」

「パパのホッペにチュー」


パパってシルバ様?私がシルバ様にチュー?!
ちょっと待って想像出来ない…でもホッペくらいなら頑張れ…いや無理!そんなの奥様にバレたら殺される!


「む、無理ですよ…」

「ダメなのー?…じゃあミルキお兄ちゃんの口にチューしてきて」


ここで何故ミルキ様!?そして何故口なの?!
無理無理、あのオタク色々無理だって!

てかアルカ様のおねだり連続で断るとやばいんじゃなかった?!

そうだ、さっさと次へ行こう!

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