第12章 自覚
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『ちゃんは
お料理もお洗濯も上手ね〜!』
『うん!ママみたいになるの!』
『ふふ、いいお母さんになれるわね』
『なるー!』
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目を覚ませば、
お昼過ぎ。
あれからゆっくり寝すぎたかな
体を起こせば、
まだちょっとだるい感じ。
机に置かれた暖かいお粥に、
様子見て作ってくれたのかなって
嬉しい気持ちなんかになったりして
「隆平くん達、大丈夫かな…」
何も言わずに出て来たから、
きっと寂しい思いしてるかも。
「……仕事放棄とか。」
変な夢見たからかな。
いつもより気持ちがブルーになる。
ガチャ
「おはよう、ちゃん」
「…晴実さん、おはようございます」
晴実さんが一歩前に出て気づいた
足元に男の子が1人。
「…祐也、くん」