第9章 *俺の彼女だよ!【及川徹】ハイキュー!!*
「だよね!分かってた!」とか言う及川。
満面の笑みを浮かべている。
一方は膝の上に拳を置いてプルプル。
恥ずかしくて恥ずかしくて……穴に入りたい気分に見舞われていた。
「これでちゃんは俺のものー!」
「きゃぁ!お、及川くん!」
「柔らかーい……抱き締めてて気持ちいいよ」
そしてこれ以上距離が縮まらない所まで来てしまった。
鼻歌歌いながら絶妙な力加減でを抱きしめる及川は喜びで満ち満ちている。
自分に話し掛けてくる女の子ばっかりだったのに、だけは他と違ってた。
だから気になってこっちから声をかけて……それで分かった彼女の純粋さ。
そんな汚れ一つないに及川は惹かれたのである。
「さて恋人になったわけだしー」
「……っ」
「さっき俺が言った事、ホントにしちゃおっか」
「な、何…?」
「忘れちゃったー?チューだよ?」