第7章 *好きの意味【月島蛍】ハイキュー!!*
「ちょっと待って…!何で外すの?!」
「何でって……するから」
「な、何を…?」
「ちょっとーこれくらい直ぐ理解してよ。トボけて良い子ブらないでさ」
「ダ、ダメだよ蛍!一時の感情に流されてどうでもいい女とヤるなんて!蛍が汚れる!」
「汚れる…?何で」
「蛍には好きな人……いるんでしょ?わかるよ。その子に先ず告白してそれから……」
「鈍感だねー。もう通り越してバカでしょ」
「な…!バカ?!」
「あれ、僕なんかおかしな事言った?ていうか早く気付いてよ」
好きなんて言ってられないから目で訴える月島。
普段とあまり変わらないけど、どこか熱を帯びていてトクンとの鼓動が動く。
蛍は本気だ……。
そうは思った。
「ほ、本当…?」
「僕が女遊びすると思ってんの?何年幼馴染やってるのは」
「ま……待って、ついて行けない……」
「待ってられないからさっさと言ってよ」
「わ、私……は……」
「何」
「ずっと蛍の事好きだった……男として……」