第3章 *理論はいらない【竜ヶ崎怜】Free!*
「さんっ…!っハァ……これは凄いですよ…っ」
未知の世界に足を踏み入れた怜。
そこは快感で満ち溢れている世界だった。
の熱と存在を直に感じられて怜は幸せに浸る。
『本当…?私……良い…?』
「はいッ……とても良く感じます…っ」
『ふふっ……まだ動いてないのにね……』
「っ……」
『怜……もっと気持ち良くなろ…?動いて……』
「は……はいッ……」
腰を離して……そして寄せる。
この動作が加わると、呼吸をする場所が鼻じゃなく口に変わる程にまで感じてしまう。
やめられない……。
そう思った怜は、更なる上を目指して懸命に腰を動かし続けた。
「は、ぁ…ッ……ハァ……さっ、ンン…ッ」
『あぁっ……出そう、なの…っ?』
「ま……まだと言いたいですが……かなりキテますっ……」
『そっ、か……出していいよ…っ』
怜は返事をする代わりに打ち付けるスピードを速める。
肌と肌がぶつかる音が一段と大きくなり、ドクンと脈を感じた怜はのナカで終わりを迎えた。
その後。
あまりの熱気で怜のメガネが曇っていた事に気付いたは、柔らかい笑みを浮かべながらソレを取って……
肩で息をする怜に優しくキスしたのだった。
*次へ続く*