第14章 *決して愛してないわけじゃありません【千歳千里】テニプリ*
「あかんてっ…!イってま…っ、んぅ…!」
「そん為にしとっと。奥まで入れても良かよ」
「それはホンマにあかんっ…!んぁっ!」
「さーて、こっからが勝負ばい。むぞらしかとこ、俺に見せなっせ」
「んぁぁっ!やっ…!っはぁ……ンン!」
がこんなにもがいてるのに、俺はまだ冷静だ。
というか、彼女を良くさせてるってだけで満足している。
だから早く挿れたいとか、ソワソワするとか……
そんな感じは一切ない。
が感じてくれていればそれで充分だ。
……こんな俺はおかしいだろうか。
「イクわ…っ、はぁっ……千里っ……あぁンンっ…!」
「ん、よしよし。良い子やね」
「はぁ、はぁ、頭……撫でんといてや……」
「嬉しか?」
「ちゃ……ちゃうわ…!」
「ははっ、照れとるばい」
「むぅ……」
イかせた後は両腕でを閉じ込めて、そのまま流れてしまうケースが多い。
こぎゃんむぞらしか子と付き合えて幸せばいって想いを噛み締めてれば満ち足りるから。
けど例外があったりする。
「なぁ……嫌や……まだ終いにしたない……」
がもっと求めて来た時は流れにしない。
向かい合わせで座らせて、きっちり膜を被せてから自分を捧げる。
ナカに入ってしまえば俺とて感じて呼吸が乱れるわけで、さっきまでの平常心どこ消えた?ってくらいに突き上げてしまう。
こればっかりは逆らえない。
「っ……締めるんやなか…っ」
「そんなっ、出来へんて…っ」
お互いを感じて幸せな気持ちになれるなら、今度からちゃんとシてあげよう。
そう思う俺だけど……
それはその時だけだったりする。
何せ俺は自由な男だから。
*次へ続く*
「ばってん、の事はちゃんと好きばい!」