第9章 ◎ 居残り
結局迎えに来てもらう事になってしまったけど、理玖達には演技し続けるのは無理があったかな。
大丈夫、いい。って言い続けてても
結果は同じだったと思う。
昔から、
理玖達には不思議と甘えられた。
あの時も泣きながら
話すことが出来た。
.... 2人は私にとっては兄同然で、優しさの塊だから安心する。
嘘の優しさじゃないから。
ダメなことはダメだと、
言ってくれるのは兄弟. 両親
それから理玖と海斗だけだから
私は安心して甘える事が出来る。
ま、演技が通用しないのも...
困ったものなんだけどね (笑)