第9章 ◎ 居残り
〜〜♪
『“ もしもし、サエ? ”』
「あ、出た(笑)」
『“ そりゃ出るわ(笑) ”』
「ごめんごめん」
『“ ん、どうした? ”』
「今日休んでも平気?」
『“ まぁいいけど、何かあったか? ”』
理玖も また私の過去を知る人物。
だから、また何かあったのかと
心配してるんだろう。
「ううん、大丈夫^^ 居残り〜」
『“ ならいいけど... って居残り!?お前赤点取ったのか!? ”』
『“ 赤点!?おいおい〜(笑) ”』
海斗にまで聞こえてるって事は
スピーカーにしてるんだろうな〜。
「取ってないわ!!!」
『“ なら何で居残りなんだよ(笑) ”』
『“ 馬鹿だからだよなー?笑 ”』
海斗が居ると話が進まない(笑)
「うるさい!また話す!じゃあ、、」
『“ あー待て待て、 ”』
「ん?」
『“ 何時に終わるんだよ ”』
え?
終わる時間は知らない(笑)