第8章 ◎ 保健室
ー 橘 涼 side ー
次は授業無いし、桐生サエが気になる。
よし!
保健室へ行こう!!
『あの〜』
「え〜っと、、橘先生?でしたっけ? 怪我でもしましたか〜?♪」
保健室の先生か…
テンション高いな〜
熱ある奴とかも来る場所だよな?
こんな大声ハイテンションでいいのか?
まぁ、いい。
『いや、桐生サエ居ます?』
「あ〜サエちゃんなら寝てますよ♩用事あるなら起こしますけど...」
起こして俺の顔見た瞬間
即寝るだろうな。
起こすのはダメだ。
『起こさなくていいです!』
「そうですか♩ じゃあ、保健室でお留守番しててくれます?私煙草吸いに行きたいので♪」
『あ、はい…って、もう居ねぇし。』
それにしても静かだな。
皆寝てんのか?
それとも、桐生サエ以外
誰も居ないのか?