第7章 ◎ テスト
ー 橘 涼 side ー
今日はテストだから俺は暇だ。
なので人間観察する事にした。
正確には、桐生サエ観察。
顔は好みだが年下は未知だ。
ましてや、こいつはモテてるようだ。
今のところ付き合いたいとか、そんな事は考えてないが... 自分好みの女が目の前に居りゃ見て当然だろう。
観察をしているが、、テスト開始前から様子が変なんだよ。
どんどん顔が険しくなっていくが...
そんな難しい問題は無いはずだ。
昨日 クラス全員の今までの成績を見たが
桐生は平均75〜80点で、
まぁまぁの成績だ。
こいつの今までの点数ならば今回の問題は楽勝だろうが、、、
どうやら違うようだな(笑)
こいつは、相当数学嫌いだな(笑)
シャープペンシルをカチカチ、、
解けずに苛々してるんだろうか(笑)
桐生は、あまり感情を表に出さない奴なんだろうけど苛々だけは表に出し過ぎなぐらい出す奴だな。笑
俺と話す時は苛々オーラを
まとい過ぎだ。
ちょっと傷付くぞ(笑)
まぁ、めげずに頑張るけどな?笑
終わったら話し掛けてみよう〜♩