第11章 ◎ 過去
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『 で?どうだったんだよ、デート 』
何が 、どうだったよ。
元はと言えば大ちゃんが居なくなるから
デートする事になったのに、、、
「 まぁ、、 うん。」
『 何々〜?もしかしてサエ、惚れちゃったとか〜??♪ 』
海斗は鋭いね。
大正解です (笑)
「 いい人だとは思うよ。 」
『 うんうん、それでそれで?♪ 』
「 1週間で惚れさせる!って言われちゃった、、 」
『 『 『 1週間で惚れさせる!?!? 』 』 』
「 うん。 」
『 何だそれ、気持ちわりぃ。笑 』
『 流石の海斗さんも そんな台詞は言えないな〜(笑) 』
あれ、、、?
ドン引きな様子??
私はキュンときたんだけど、、、、
『 楽しかったのか? 』
「 う〜ん、緊張してそれどころじゃ無かった (笑) 」
『 そうか、 』
「 理玖どうかした? 」
『 いや、明日も出掛けるのか? 』
「 うん♪ 」
明日も明後日も、、、今日から1週間
毎日デートなんです。
『 サエ、帰ってたのか。 』
「 うん。ただいま♪ 」
『 おかえり… ところで何でこんな時間なんだ? 』
「 えっと、、、 『 こいつデートしてきたんだよ、 』
あぁ、、大ちゃん地雷踏んだ!!
『 デート? 誰と?どんな奴だ?年齢は?背丈は?いつ出会ったんだ? 』
こうなるから言わないほうが良いのに、、、
『 いいじゃねーか。デートぐらいよ(笑) お前はシスコン過ぎなんだよ 、 』
『 そうそう♪ 修造も理玖もサエ離れしなよー?笑 』
「 お風呂入ってきまーす! 」
『 あ、こらサエ! 『 まぁまぁ♪ 』』
何とか逃げれたかな?笑
本当、心配性だな〜修ちゃんも理玖も。