第5章 初めてのおもちゃ
「美月ちゃん…大丈夫?
ごめんね、やり過ぎちゃったかな」
遠くからユウトの声が聞こえ、だんだん目が覚めてくる。
「あれ?…私…?」
「イッた後気を失っちゃったみたい。
5分ぐらいだけどね」
…あぁ…さっき、ユウトと練習してて…。
凄かった…。
頬が熱くなる。
「気に入った?これ。
すごく感じてたね」
私は恥ずかしくて仕方なくてうつ向く。
「また、楽しもうね」
そう言ってシャワーを浴びに行くユウト。
私たちの練習は、シャワーを浴びたら終わり。
その後はホテルを出て、別々の道を歩く。