第20章 丸ごと全部
「はぁっ……あぁんっ……ユウト……好きっ」
気持ちよくて、気持ちを伝えたくて、ユウトの名前を呼ぶ。
ユウトの唇がやっと私の唇まで降りてきて、長くて深いキスをくれた。
「俺も……大好きだよ……」
唇を離そうとするユウトと、首にしがみついて離れない私。
だって、ずーっとキスしてたいんだもん。
私のおねだりの応えて唇は重なったまま、ユウトの左手はおっぱい、右手は私のあそこを撫ではじめる。
「んんっ……あぁんっ……んんっ……」
指が入ってきて、また一番感じる奥を擦りはじめた。
気持ちいい……気持ちいいけど……。
ユウトのが欲しい。
「んんっ……」
唇を離して、「もう入れて!欲しいのっ」と、私はお願いする。
ユウトがニヤリと笑った。
どこから取り出したのかキスしたままコンドームを被せて、一気に奥まで突き刺した。
「あぁんっ……はぁっ……はぁっ……気持ちいいっ……あぁんっ……」
中をぐるぐるかき混ぜたり、一番奥まで突いてみたり、ゆっくり出し入れしたり、どれも気持ちよくて堪らない。
右手の親指と人差し指は、クリトリスをつまんだりめくったりして、私の快感を引き出す。
「んんっ……はぁっ……あぁんっ……もうっ……もう、いっちゃうっ……」