【うたプリ】I Love You 【オールキャラ】
第6章 聖川真斗編
吸い込まれそうな可憐な姿
「その格好は...」
『家政婦さん達が、せっかく抹茶を飲むのであれば、ちゃんとした正装にしなくてはって...』
「素敵だ...」
『え!?』
「え、いや、なんでもない///」
『そ、そうですか///』
「凪沙!!」
『は、はい!!』
「とても...似合っているぞ///」
『先輩...私、そんな風に言ってもらえて嬉しいです♪』
俺の言ったことに偽りはない
本当のことを言ったまでだ
「抹茶が出来たぞ」
『あ、ありがとうございます』
彼女はとても苦しそうだ
慣れない正座までしている
「無理はしなくていいぞ」
『いえいえ!!これくら...い...』
彼女はフラフラと倒れてしまった
「凪沙!!大丈夫か!!」
『すみません、えへへ...』
いそいで帯をゆるめ、横にならせた
『すみません、迷惑かけちゃって...』
「構わない。ただあれ程言ったではないか。無理はするなと...」
『すみません...』
「大したことなくて良かった」
『へへ♥』
うっ。
そんなかわいらしい顔をされては...
俺も男だ。理性がもたなくなる...
『先輩?んっ...!!』
優しく、入れはしなかったが少しの間、彼女の唇に俺の唇を触れさせていた。
彼女は戸惑い、顔が真っ赤だ。
『先輩!?』
「俺だって、理性がもたなくなる...」
『理性?』
「あんな可愛い顔をされたら、誰だってキスくらいしたくなってしまう///」
『先輩///私、凄く嬉しいです♪』
お互いの目が合い、微笑みあった
あの顔を他の者に見せたくない
愛してる__
心の中でそう思った。
Fin.