第7章 僕には似合うね
彼は私のスカートの中に手を入れ、太ももを撫でる。
そして、パンツを少しずらし、股の間を確認するように撫でる。
「濡れてる…僕にこうされたかった?」
私の目を覗き込み、彼は問いかける。
私は声を出さずに頷く。
彼は私の唇に再びキスする。
彼の指は私の割れ目を優しく探り、クリをそっと押さえる。
「んっ…」
私の身体がピクッてなる。
「みなみの敏感な場所はここだね。こことどっちが感じる?」
彼は私の耳にゆっくり舌を這わせる。
下は指でクリをそっと撫でまわす。
「あっ…ああっ…はぁっ…はぁっ…ああん…はぁっ…あん…」
全身にふわぁって鳥肌がたつ。
背中がゾクゾクして…膝がガクガクして…身体の奥がプルプル震えてくる。
私の目から涙がひとすじこぼれる。
気持ちいいから出た涙なのか、そうじゃないのかわからない。
「美味しい」
彼が頬を伝う涙を舌で舐め取る。
彼の指はクリを優しく優しく撫でる。
彼の指は優しいけど、私の腰はビクビク反応して動く。
気持ちよすぎて立ってられない気がする。
「はぁっ…あんっ…あん…藍田くん…ん…真司…。ベッドにつれてって…」
「ふふ…どうして?」
「sexしよ…。真司も…きっと気持ちいいよ…はぁはぁ…」
私は彼の顔を見上げて言う。
彼は顔に微笑をたたえたまましばらく黙る。
そして答える。
「してあげない」