第6章 そんなことが嬉しいの?
彼は起き上がり、私のパンツに手をかける。
「これも…脱がしていい?」
「うん」
「…いいの?」
「やっぱり嫌がったりしたほうがいいの?」
「そういうわけじゃないんだけど…思ってたのと違うから」
「ふーん…」
「みなみはいつも僕の想像を超える」
「意味わかんない」
「ふふ…可愛いなぁ。そういう反応」
彼は私のパンツをゆっくり下ろす。
ちょっと脚上げたりしたほうがいいのかな
それはちょっと恥ずかしいなぁ…
とか考えてるうちに、彼は私の脚を少し持ち上げてパンツを脚から抜く。
「あ…靴下も脱がせるね」
そう言って、彼は私の靴下も取り去る。
「裸だよ」
「うん」
彼は私の身体に覆いかぶさり、唇にディープキスする。
今日、何回キスしたかな
彼と何回キスしたかな
この先、何回もキスして、キスした数を数えられなくなっても
一番最初のキスはやっぱり忘れないのかな
彼がチュッて唇を離す。
唇が離れて、私は自分が裸だったことを思い出す。
ちょっと恥ずかしい。
「可愛がってあげる」
彼が耳元でそっとささやく。
彼はゆっくりと身体を起こす。
私の太ももを持って、脚を開く。
あっ…覚悟してたけど、やっぱり恥ずかしい…
彼が股の間に顔をうずめる。
そして、そこに彼の舌が触れる。
「うっ…あ……はっ…はぁっ…ん…」
私の身体が…身体全体が大きくガクガク震える。
「あ…あ…ちょっ…あっ…あん…」
反射的に股を閉じようとするけど、ギュッと手で押さえられてる。
「あ…ああっ…んっ…んんっ…ん…」
次は身体の奥から細かく震えてくる。
「は…はぁ…はぁはぁ…ん…はぁ…」
「みなみ…気持ちいい…?」
「んっ…はぁっ…たぶん…はぁ…」
「たぶんなの…?」
「うん…はぁはぁ…なんか…はぁはぁ…すごすぎてよくわからない…」