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トリップしたら100年後の世界のようです。
第1章 プロローグ
両親は事故死。
トラックがスリップしてきて、僕たちの乗る車に突っ込んできた。
目の前に広がった
ー赤
……血の色だ
そう思ったとき、とてつもなく興奮した。
ー綺麗…
血を見て、両親の死体を見て「綺麗だ」と感じた。
その時に気づいた。
救急車の音、泣き叫ぶ声と悲鳴……
恐らく、放心していると思ったのだろうか?
僕の顔をのぞき込む男の顔……
みんなの顔が不安や恐怖だったのに、僕は独り笑っていた。
ーその後すぐに精神科に送られ、数日で家に帰ってきた。
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