第3章 私と同じ…?
時は、2000年
この時、世界ではセカンドインパクトというのが起きたらしい
地球が炎に包まれ、全動物は消滅
そして、私の目の前にも大きな炎が映る
ジュッ……
私は、炎の中に包み込まれた。
けれど、私の体は傷つかない。
私は、火の中で…
「僕の、最後の分身…君は僕と似ているよ。」
「…!?」
後ろから、少年のような声がした。
私の後ろは、炎だらけ
とても、人間が出来ることではない…
けれど、声は聞こえたんだ。
そして、火が動き始め、炎から抜け出た私
「私と同じ…?」
それから、私は、その少年の言葉が忘れられなかった。