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一人の少女の小さなネガイ

第6章 あなたと同じ




「…ありがとう。


ありがとう!


レイちゃんのおかげで、吹っ切れたよ。


ありがとう!」



ダッ……


私は、その場所を後にした。


向かった先は、葛城さんのいた場所


ウィーン


「葛城さんっ!!」


「何かしら?そんなに急いで。」


「…さっきは、ごめんなさい。


私は、決めました。


私は、セブンチルドレンです!」


決めたの


私は、この先何が起きるか分からないこの世界で


生きることを


人を信じることを……



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