第1章 Birthday
閻魔庁
?「閻魔大王〜‼︎」
そこに響く騒音…いや声…
そして忙しなく走り回る少女。
?「居た‼︎閻魔大王〜‼︎」
閻魔「ん?なぁに?あ…フぐッ!!?」
少女は、閻魔大王の顔面に紙の束を投げつけ、
?「追加書類です。『今直ぐ』目を通してください♡」
と言い、とびっきりの笑顔(本人曰く)を向けた。
少女の名前は青木…閻魔大王第二補佐官である。
閻魔「…は…はぃ……」
閻魔大王は顔を青くしながら、書類に目を通していく。
青木「よろしければ、そこに印をお願いします。」
閻魔大王は、書類に印を押し、青木に返した。