第3章 再会
夕食まではあと約1時間。
とりあえず部屋を確認することにした。
私の部屋は2部屋あって、1つはリビングとキッチン。もう1つはベッドルームになっている。
ちなみにお風呂とトイレもついてる。
ベッドルームには天蓋付きのベッド、大きめのクローゼットが備え付けられていた。
クローゼットの中には、私がアメリカから送っておいた服と制服、新しい服が何着かあった。
確実にお祖母ちゃんだ。
リビングはローテーブルに3人掛けのソファが2つ。
キッチンには冷蔵庫や食器棚、電子レンジまで備え付けてある。
部屋を見終わったところで、お風呂にはいることにした。
シャワーで洗い流し、湯船に浸かる。
出て、髪を乾かし終えると3人共集まってきていた。
ミオ「あれ?早いね~。」
カイ「早くねぇよ!!もう時間だっつの!!」
スバ「揃ったところで食べましょうか。」
テーブルの上にはアメリカで有名なパン屋のパンや、ハンバーガー、ホットドックなどパンを中心とした物が並んでいた。
レオ「澪、何食べる?」
ミオ「そうだなぁ...エッグベネディクトかな。」
私が選ぶとそれぞれが選び出す。
温めるものはレンジで温め、冷蔵庫からお茶を取り出し、グラスとともに持って行く。
食事中は終始穏やかな時間が流れた。