第3章 再会
返事をしながらドアを開ける。
ミオ「星鎖ちゃんだ~♪」
勢いよく抱きつく。
そこにいたのは、御神楽星鎖。
この学園の2年生であり、私の従姉だ。
セイ「久しぶりね、澪。おかえりなさい。」
ミオ「ただいま~♪」
私はスリスリと擦りついた。
セイ「変わらないわね。」
星鎖ちゃんはフフッと笑いながら抱きしめ返してくれた。
再会を果たした私たちは、そのまま部屋でおしゃべりを始めた。
星鎖ちゃんが持ってきてくれた紅茶とケーキを食べながら。
ミルフィーユ美味しい~♪
おしゃべりに夢中になり気がつけば1時間以上が経過していた。
セイ「そろそろ帰らなきゃね。
楽しかったわ、澪。また来るわね。」
ミオ「うん!!私も遊びに行くね~♪」
セイ「楽しみにしてるわ。」
ばいば~いと手を振り、玄関まで星鎖ちゃんを見送った。