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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第90章 ●影響はどこから



「んっ、あ…、モブリット、」


「これは薬の影響?」


湿った感触が指にいやらしく馴染む。


生暖かく、
陰核部分は既に少し膨らんできていて、
どうしても感情は昂った。



「…分かん、ない……、
でも、モブリットの話聞いてたら、
なんか嬉しくて、むずむずしてきて、」


「……薬の影響だけじゃなかったらいいな。」


つい本音が漏れる。


自分のしつこい告白の言葉でも、
凛が濡れる要因の一つになり得るなら、
それは悦び以外の何ものでもないだろう。




「薬の影響、だけじゃないよ……?」


凛の艶っぽい視線と同時に、
また昂奮を誘う言葉を投げかけられ、
制御不能な状況まで追い込まれていた理性に
拍車をかけた。

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