• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第56章 性欲の発散方法






エルヴィンの部屋に着いてすぐ、
ベッドに押し倒され、覆い被された状態で
手の自由を奪われる。




「……すみませんでした。」


「何が、だ?」


「……仕事中にちょっとムラッとして。」


正直に答えると、
エルヴィンの顔は一気に綻ぶ。




「ははは、本当に……君には敵わないよ。」


久し振りに声を上げて笑う
エルヴィンを見ながら、
解放された腕でエルヴィンを強く抱きしめた。



「調査前忙しかったし、溜まってるのかな。
なんか今になって
急に性欲旺盛になってきてて。
自分でもドン引きしてるところ。」


「調査前はリヴァイに相手を
してもらっていたんじゃないのか?」


「一回だけ、だね。」


そっと頬にキスを落とされた後、
エルヴィンの体重が少し身体を圧迫する。




「……俺も一日君を抱いていないだけなのに、
こんなに悶々とするようになってしまった。
責任を取って欲しいくらいだ。」


「それはこっちのセリフだけど。」


言い返した言葉を飲み込むように、
唇を咥え込まれ、
濃厚なキスが身体を熱くさせた。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp