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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】
第25章 覚悟の時間
凛が静かに部屋の中へ戻ると、
ベッドの淵に腰掛けているナイルは
顔を伏せて大きくため息を吐いていた。
……ん?
あんまり乗り気じゃなさそう……なのか……?
それがいいことなのか悪いことなのか
考える間もなく、ナイルと目が合い、
凛の背筋は一瞬伸びる。
「……バスローブ。お前も似合ってねぇよ。」
凛はフッと息を漏らす
ナイルの側に寄ると
「普段こんなもの着ないですからね。」
そう言ってナイルの隣に座った。
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