第12章 ●悪趣味の悩み

「……君は本当に可愛いな。」

つい口を衝いて出た言葉に凛は再び赤面し、
そんな彼女を愛おしく思いながら
既に限界まで膨れ上がった自分のものを
凛の太腿に擦り当てた。


「俺も相当辛かったんだ。
……挿れていいのか？」

「……んっ、挿れて、いいっ……！」

声を我慢するという
当初の予定すらも忘れてしまったのか、
潤んだ瞳で嬌声を漏らす凛の中に、
ゆっくり、味わう様に陰茎を挿入していく。


多くの男達と肌を合わせたことがあると
聞いているが、
その割に、凛の中は締まりが良すぎる……

挿れただけでも陰茎が反応し、
これ以上ない程に膨らんでいた筈なのに
また大きさを増した。