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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第123章 今後の予定と目標





次の日の夕方。


仕事を終えた幹部はエルヴィンの部屋に集まる。



モブリットは今までに分かったことや、
ピクシスとのやりとり、
現段階での凛の様子などを、事細かに伝えた。





「……二人でこそこそと
何かをしているとは思っていたが。
まさかそこまで色々調べていたとはね。」


執務机の前に座っているエルヴィンは、
感心したように息を漏らす。


「すみません……まだ報告する時期では
ないと思っていたので、」

「ごめん。私がモブリットに口止めしてた。
余計な心配、掛けたくなかったから。」


凛はモブリットの言葉に対して、
口を挟むように発言した。



「心配かけたくないからって、
そんな重要なことを」
「私はその方が良かったと思うけどなぁ。」

ハンジはリヴァイの声を遮り、

「ただでさえ、エルヴィンとリヴァイは
凛のことになると
周りが見えなくなるんだから。
今のタイミングで教えられるくらいが
丁度良かったと思うよ。」

と、同意を求めるようにミケに視線を送る。


「ハンジの言う通りだ。
お前ら二人は凛が関わると
色々面倒だからな……
それに、問題なのはこれからだろ?」

ミケはハンジの視線を受け、
モブリットに問いかける。


「はい。取り敢えず今は、
凛の睡眠時間が長くなっていることが
気になります……」


「でもさ、睡眠時間が長くなったきっかけは、
凛が誰とも
SEXしなくなったからなんでしょ?」


ハンジの単刀直入な問いに、
部屋の空気は瞬時に凍りついた。

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