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君と水と…

第2章 1話 再開のスターティングブロック!!



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電車に乗り、ついた鮫柄では、水泳部の場所はすぐに見つかった。強豪と言われるだけあって大きなプール。



「凛ちゃんいる?」

「いないねぇ。」

「いい被写体ばっかりだ。」

「休みなのかも…なぁ、ハル…」


プールを前にして服を脱ぎ始めた遥に真琴は慌ててその手をつかむ。

「ってここで脱いじゃ駄目だから!」

「泳げるからって連れてきたのは真琴だろ!」

「まぁまぁハルちゃん。練習終わって人がいなくなってから泳ごうよ!ね?」

「それはそれで、また不法侵入な気も…」

「大丈夫!さっきの先生も一度の人生好きにやれって言ってた…」



「遙ストップ!!」

渚の声は昴の声に消された。顔を向けるとすでにズボンを脱いだ遥がそこにいた。





「だから待って!」
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