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ドラゴンクエストⅠ ~ i f ~ 竜王の仲間を望んだなら

第26章 避けては通れない道


ーーーーー竜王の部屋ーーーーー

コンコン

しにがみのきし「失礼いたします、竜王様、竜騎士様がお見えでございます」

竜王「そうか、入ってくれ」

ギイ

竜王「来たか、祝勝会中にすまないな」

勇者「どうした?何かあったのか?」

竜王「ああ、先ほどラダトームのラルス16世から伝書が届いた」

勇者「!!!」

竜王「内容は交渉をしたいという内容だった」

勇者「交渉・・・?」

竜王「今回の件でラダトーム国が危ないと思ってのことだろうが、恐らく
一番の理由はおぬしのことだろう」

勇者「・・・・・」

竜王「交渉に関しては私も初めてのことだ、用心して行く必要もあるだろう」

竜王「しかし、こちらが交渉に応じる必要は本来はない、今回我々が行く理由は
交渉ではなく最終通告だ」

しにがみのきし「竜王様、最終通告とは?」

竜王「我々の支配下に下ればそれでよし、でなければ全面戦争を開始する」

勇者「・・・・・」

竜王「だが、その前に万が一のことがあってはならない」

竜王「そのため、竜騎士、しにがみのきし、だいまどう、ダースドラゴンには交渉の席に参列してもらう」

勇者「俺も行くのか?」

竜王「当然であろう、この件の向こう側の目的はおぬしだ、そしてそれはこちら側の切り札でもある」

竜王「もともとこうなる事は予想していた、いずれにせよ避けては通れない道だ」

竜王「そなた自身辛いかもしれんが協力を頼む」

勇者「・・・俺もこうなることはわかってた・・・わかった、その席に参列しよう」

竜王「すまないな」 
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