ドラゴンクエストⅠ ~ i f ~ 竜王の仲間を望んだなら
第16章 嫌な予感
勇者「もうすぐメルキド正門だ!あそこまで行けば制圧したも同然だろ!」
しにがみのきし「左様でございます、まもなく我等の勝利ですね」
勇者「ん・・・・・正門前に何か並んでる樽?と大きな袋がいくつも・・・」
勇者「・・・・何か嫌な予感がする、しにがみのきし 悪いけど俺は一旦隠れるぞ」
しにがみのきし「いかがなされました?もうすぐ正門に辿り着くというのに・・・」
勇者「あの正門をみてみろ、大きな袋とそれに樽が横に並べて置いてあるだろ?」
しにがみのきし「はい、たしかに・・・・」
勇者「あれから何かすごく嫌な気配を感じるんだ 今まで戦ってきて身に着けた感ってやつかな?」
勇者「だから俺は一旦身を隠そうと思う」
しにがみのきし「了解致しました、我等鎧騎士団はこのまま特攻します!」
勇者「すまない、よろしく頼む」
しにがみのきし「承知しました!竜騎士様、ご武運を!!」
勇者「ああ、お前達もな!!」