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《合同企画》White Xmas

第7章 キザに〈火〉をつけキュンとする


「キザ似合わないねー!」

「……もう絶対しねー」


コイツをバカにするような言葉もやめよう。
ぜんっぜんいいことねぇ……。

少し沈黙。この沈黙辛い……。


突然が突然頭を下げた。


「ごめん! クリスマスプレゼントまだ買ってない!」

「……! 忘れてた」

「ちょ、忘れてたんかい」


すっかり頭から抜けてた。
とにかくコイツとのデートが楽しみすぎて……。

なんて、そんなの言い訳にならねーよな。


「とにかく、ごめん……必ず用意するから」

「いいって……オレ忘れてたし」

「何か欲しいものない?」


欲しいもの……?


「……思い付かねぇな。お前がいれば何もいらねーし」

「え……?」

「え? ……あ」


……そんな顔真っ赤にすんなよ!
オレだってハズいんだよ!
あんなこと言うつもりなんて全然…。


「今までのセリフの中で一番キュンとした」

「なっ……!やめろお前!」

「ふふ、私も大我がいれば何もいらない」

「……そっか」


キザなセリフってあんま言えねーし言いたくないけど……たまにはいいかも?
いや、やっぱ良くねぇ!


・。・。Mary Christmas・。・。
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