第2章 2人の初恋
とりあえず服を着替えに2階に連れてってもらった。
自分の家に男の子を招くなんて初めての事で、どうしたらいいのか分からない。
山内「ごめん、着替えるから待ってて。」
りゅう「う、うん。(マジで?どうしよ)」
簡単なTシャツと足首に負担をかけないスウェットに着替えた。
山内「ありがとう。一階、お願いできる?」
りゅうは何も文句を言わずに私を背中に乗せてくれる。
山内「ありがとう。今日は一階で寝ることにするね笑」
りゅうは好きな人の家に上がって、自分の気持ちを抑えるのに必死だ。
りゅう「携帯、教えとくね。何かあったらすぐに来るよ。家、5分で着くし。」
山内「本当に?また遊びに行ってもいい?」
りゅう「…え、うん。(俺が耐えられなくなるかもしれない)」
山内は玄関までりゅうを送る。
りゅう「ねぇ、山内。」
山内「ん?………っ」
りゅうの唇が山内の唇に触れていた。
りゅうが山内を抱きしめて、またキスをした。
10秒ほどだったけど、甘い甘いキスだった。
りゅう「山内…大好き。」
山内「ありがとう。私も同じだよ。」
りゅう「ごめんね、何もしないって決めたのに」
山内「あ…。謝らないでよ、私も同じ気持ちだから。」
りゅう&山内「また明日。」