第11章 七海の女ったらし。

シンドバッドsideｰ


女性に対してこんなに
緊張したのはいつぶりだろうか





「ﾖﾅ、俺はあの日から
君に恋をしたみたいだ」




驚いている顔もまた可愛くて



「君の事になると余裕がなくなるんだ」


大きな瞳に涙をためて俺をみている君を
早く抱き締めたくて


だから

ずっと言ってなかった言葉を君に








「君を愛している、側に居てほしい
これからもずっと…」





さぁ、返事を聞かせて




「私もっずっと…あなたに
恋をしてました
今も、これからもです」



ああ
やはり余裕がなくなるみたいだ
君の言葉を聞いたら
我慢出来ず
抱き締めていた

涙が伝う頬に口づけを






もう一度言わせて欲しい…



「愛してる」








ーわたしも愛していますー














ー…

ーーー…