第9章 誘拐
シンドバッドsideー
俺の宝物が
悪魔に抱き締められ
何かをささやかれ
いきなり突き飛ばされたのに
大きな声でありがとうといいながら
落下してきている。
ジュ「おいシンドバッド!そいつ浮遊魔法できねぇから、受け止めねーと怪我するぜー」
シン「言われなくてもわかってる!
勿論受け止めるさ」
ヨナ「やっぱり恐いぃぃぃぃ」
シン「大丈夫だ!受け止める!」
ヨナ「はぃぃ!」
そう言って目を瞑るヨナがいとおしくて
早く抱き締めたくて
…ードサッ
やっとこの腕の中に帰ってきた
「やぁ、派手な帰宅だ。おかえり」
「只今…戻りましたぁ…シン様」
さぁ
ジュダルになにもされてないか
後でゆっくり聞こう
でも今は
もう少し
抱き締めさせてくれ