第9章 誘拐
シン「何やってんだ!ジュダル!」
紅玉「ジュダルちゃん!」
みんなして慌てて
バカじゃねーの?見てろよバカ殿。
こーゆーのが悪足掻きってのか?
よくわかんねーや
でも…いいよな。
ヨナを引き寄せ強く抱き締めた。
シン「!!!!!!!」
紅玉「キャ/////////////////」
ジャ「ンなっ!!!!!!」
マス←戦闘体勢
ヨナ「ジュッ!ジュダルさっんっ!」
「黙ってろよ
最後の質問すんだから」
耳元に顔を寄せた
皆には聴こえないように
「俺はお前が好きみたいだ。
だから
俺と一緒に来いよ」
ヨナ「ジュダル…さん」
「頼むから」
ヨナ「………ジュダルさん…私、私ね…」
「わかってる。…言わなくて…いい。」
受け止めて欲しいのは俺じゃねぇんだろ
わかってる。
「じゃあな」
ヨナ「ジュダルさ…」
俺はヨナを優しく絨毯から突き飛ばした
一瞬驚いた顔をしてたけど、墜ちていくあいつはすぐに笑ってた
そして
「ジュダルさぁあん!私を見つけてくれて助けてくれてありがとうございましたぁぁぁぁああ!」
なんだよ…でけぇ声でんじゃねーか
「うるせぇ。弱虫…」
諦めねぇからな…