第6章 歓迎の宴。
ジャーファルさんがわたしをジュダルさんからベリベリ引き離してくれたお陰で
やっと自由の身になりました…
シン様とジュダルさんは何か言い合いをしているようでしたが
ジャーファルさんに腕を引かれて
自室へ戻ってきました
ー…そして
ジャ「ヨナ準備は出来ましたか?」
「あっはい!」
これから歓迎の宴らしいのです。
少し何時もよりおめかしをさせて頂きました!
少し布の面積が少ない気もしますが…
フフフっシン様…気に入ってくれるでしょうかっ
イヤッ別にシン様に見ていただきたいとか誉めて頂きたいとかそーゆー事ではないんですよっ!
ジャ「…?」
ただっ気に入って貰えたら嬉しいなあってだけで
それにっ祭りやら宴やらってなると
どうしてもあの日の事をおもいだしちゃって…
ジャ「イタッ!…?」
きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!
またあの時の事を思い出してしまいました
ジャ「イタッイタッイタッイタッイタッイタッ!」
きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
ジャ「ちょっ!なんで百面相しながらわたしを打つのですか!笑」
「ハッ!もっもっもっ申し訳ありまっ」
ジャ「フフフ笑いいですよ、もう貴女の奇行には慣れましたし嫌でもありませんから、さっシンが待ってます!いそぎましょ?」
「はっはい…ありがとうございます…」
ジャ「フフフ笑」
ジャーファルさんをバシバシ叩いちゃうなんて
大失態です
でも
この方はすごく温かく笑うから
すごく懐かしい…何かを…感じます
…っ!
お母さんみたい!!!
ジャ「?」