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ごちゃ混ぜ短編集

第1章 短編


今日ついに、ミカサに気になっていた事を聞いてみる!

「ね、ねぇ、ミカサって好きな人いる?」

うわぁぁぁああ!!言っちゃたぁああ!!
緊張で自分でも良く分からないことになってきた!

「エレンとアルミン・・・。」

そ、即答ですか・・・。

「そうじゃなくて、えっと、恋愛的な意味で、なんだけど・・・。」

「・・・いない。」

アハハ・・・。
ここまでキッパリと言われるとコッチがお手上げだ。
御免よ、ジャン・・・。

「じゃあ、未来予想図は?こんな事をしてみたいとか、こんな風になってみたいとか!」

「未来予想図・・・?」

「うん!」

やっぱ、教えてくれないかなぁ?

「私はあるんだよ!大人になったらね、好きな人と結婚して、幸せな老後を送るんだぁ!」

ミカサの体がピクリと反応する。
どうしたのだろうと、視線をやるとミカサが俯いていた。

「ミカサ?大丈夫?」

「結婚・・・。」

「え?」

不思議に思っていると、ミカサに手を握られた。
その間もブツブツと何かを呟いている。
いったいどうしたんだミカサ!ちょっと怖いよ!!
すると、ゆるりとミカサが顔を上げた。

「アルミン、私と結婚しよう。」

「・・・は?」

口元が引き攣る。
何を言っているんだいミカサさん!?

「無理、無理無理無理ぃぃいい!!何言ってるの!!?」

「アルミンは私のことが嫌いなのか・・・?」

凄い落ち込んでる!!?

「うっ・・・!好きだよ!でもね、女の子同士は結婚できないんだよ?分かってる?」

「じゃあ、エレンと結婚すればいい。そしたら、三人で暮らそう。」

「!!?」
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