第1章 儚くも美しき魂よ。
シャルルカンsideー
最近、マスルールの行動が怪しい。
モルジアナに体術を教えたあと
たまに
王宮から居なくなる。
そして少し熱っぽい顔をして帰ってくる
別メニューの鍛練でもしているのかとも
思ったが‥
否!違う!
俺の勘が、年頃の血気盛んな青年の俺の勘が
違うと叫んでいる!
あれは‥
恋だ!
もしかすると恋所か
すでに思いあっている仲の女がいるに違いない‥
先輩の俺を差し置い‥イヤイヤ
これは先輩として応援してあげなければならない‥
だろう‥?
と、いうことで
先輩、シャルルカン
近々、マスルール君を尾行します。