第1章 謝肉宴
ジャ「はい?!わ、私は何もみていませ‥」
シン「ほぉ、あのお嬢さんかぁ」
ジャ「はぁああ?ち、違います!」
シン「ちょっと~ソコの黒髪のおじょうさぁん!」
ジャーファルさんがフリーズしました。
シアン「えっ!わ、私でしょうか?王様?」
シン「そう!君!いやぁキレイなお嬢さんだ」
ジャ「ちょっ!ちょっかいださな‥!」
シン「君にジャーファルから頼みごとがあるそうなんだ、聞いてやってくれるかい?」
ジャーファルさんがフリーズ再び。
シアン「あっ、はい。何なりとお申し付け下さい、ジャーファル様!」
ジャ「あぁ。いや。その‥えぇえっと」
どうしたらいいのだろうか
シンの粋な?悪質な?計らいに
そして
初めて聞いた彼女の声に
また心がざわつく。