第1章 俺らの出会い
俺の名前は小山内学。
今、信じられないことが目の前で起きている。
俺の前には、同じクラスの男子。名前は確か、頬付優?だったっけな?小柄で顔は女顔。可愛い感じの男子だ。そんな頬付が俺に何の用があるのだろうか。
さかのぼること、10分前、
頬付が俺の席に来た。
優「あ、あの、小山内君!」
学「ん?何?」
優「ちょっと、話しがあるか ら、一緒に来てもらっていい
かな?」
学「別にいいけど…。」
と言って、俺は今頬付と2人きりで屋上にいる。
学「あのさ、何の話し?」
なかなか話出そうとしない頬付を前に俺は先手をきった。
この質問に対して、頬付は顔を真っ赤にしている。
ん?今の質問に顔を赤くする要素あったかな?
そんなことを頭の中でぐるぐる考えていると頬付が口を開いた。
優「小山内君!」
学「はい、どうした?」
次の言葉に俺は耳を疑う。
優「あの…、僕、小山内君が好き…////」
は?今、なんて言った?
好きって言った?
頬付が、俺を好き⁉︎
優「男が告白なんておかしいよね。でも、僕、小山内君が好きなんだ!」
学「頬付の気持ちは嬉しいけど、俺、男とそういうことしない…⁉︎」
いきなりのことに俺はビックリした。今、頬付とキスをしている…。
内心、止めなければと思っているのだが、頬付…キスが上手い。
学「んっ…あぁ。」
ヤベェ、変な気持ちになってきた…このままキスしていたい。
そこで俺が理性を保てなくなる。
ダンッ!
体制を逆転し、頬付を俺が壁ドンする形になる。
学「頬付…、もう俺我慢できねぇ。」
優「え、あ…んっ」
俺は、頬付にキスをする。
頬付は、もうクタクタになっているのだが、一度壊れた理性はそう簡単には戻らない。
それから何分ほどたっただろう?チャイムの音で正気に戻る。
優「あっ…はぁ、はぁ…。」
頬付は酸欠なのか、その場に座りこんでしまった。
学「頬付…ごめん。俺、我慢できなくて…。」
頬付は、座り込んだまま俺の方を見上げ、こう言った。
優「もう一回、してほしいなぁ…。」
学「//////////」
優「んっ!早くぅ~!」
ダメだ…俺の心は頬付の虜だ。
学「頬付…、さっきの告白いいよ。俺も頬…、いや、優のこと好きみたいだ//////」
そう言って俺は、優にキスをした。