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キスミー!!

第11章 モテル


後悔しても遅いんだ・・・。

ガラっ

ドアが急に開いた。

「瑠奈!」

藍は大きい声で言った。

「どうしたの?」

「北山くんが・・・試合中に怪我をして。」

「私には関係ないよ・・・。別れたし・・。」

「いいから、来て!」

私たちは外に行った。

今は一時間目・・・。

「瑠奈、北山くんの所に行ってきな!」

「・・やだ。」

私は宏光の方を少しだけ見て走って屋上に行った。

大丈夫・・・。

宏光と別れても・・・。

ツラくなんてない・・・。

2月・・・

宏光と別れてから。私は一度も話していない。

もうすぐ2年になる。

「瑠奈、ちょっと話あるんだけど。」

宏光は私に言ってきた。

久しぶりに話す。

大好きな宏光の声・・。

「なに?」

「話は先輩に聞いた。もう一回、俺と付き合ってくれないか?」

「・・・はい。」

一年後・・。

私は三年になった。

二年の時はクラスが違った。

今は二月。

もうすぐ4月になる。

そして4月・・・

私は学校に行き、クラス表を見た。

宏光と同じクラスだった。

宏光は校門のほうにいた。

女子に囲まれていた。

本当に宏光はモテルなー。
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