第2章 私立“西京学園”
…ココは私立“西京学園”。
偏差値も普通ぐらいの高校だ。
…が、普通の高校とは少し違う点がある。
?「覚悟しろや、テメェらァァァァァ‼︎」
『っギャァァァァァァ‼︎』
グワガッシャーン‼︎
「あーあ、またやってる…」
ココ“西京学園”では、“悪魔の実”を食べた奴らが通う高校だ。
が、普通の生徒もいる。
…大抵の人は変わり者だが。
(まぁ、私もその変わり者の一人なんだけどね。)
普通の人はこの学園に入ろうとはしない。
…なんやかんやでややこしいことが日常茶飯事で起こるからだ。
「おいコラ、ユースタス・キッド‼︎ お前朝から何ぶっ壊してやがる‼︎」
今怒鳴っているのは、校長のセンゴク。
“ヒトヒトの実 モデル' '大仏'' ”の能力者だ。
影で“ホトケさん”と呼ばれている。
もちろん本人にそう言うと、怒られます。
「ちっ…センゴクか」
「お前、後で校長室に来なさい。」
「ゲっ」
「…。」
(…また呼ばれているし)
怒られているのは、ユースタス・キャプテン・キッド。
真鈴のクラスメイトだ。
…もちろん、悪魔の実の能力者。
実の名前は分からないが。
「…さっさと教室行くか。」