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【夏目友人帳】妖怪の心

第1章 名は「弧波」


弧波『「恐い」か…』

ガサッ

え?妖怪?!
さっき、追い出したんだけど?!

ガサッ!

弧波『きゃぁああ!』

おばさん「どうしたの?!弧波ちゃん!」

?「人間よ黙れ…」

弧波『あ…えっと!何でもありませーん!』

おばさん「そぉ?ならいいんだけど…あ!もうすぐご飯だから降りてらっしゃーい!」

弧波『あ!はーい!』

?「人間よ…名は何だ?」

何?この妖怪…
名前?

弧波『えっと…私は…粗神 弧波…』

?「そうか…ならば弧波…お主が私に名前を付けてくれぬか?」

弧波『え?名前?』

?「そうだ…私の名だ…」

あ!そういえば…ご飯だっておばさんが…

弧波『あのさ?後でいい?ご飯だっておばさんが言ってたから…行かないと…』

?「わかった。ここで待っている」

ガラガラガラ

弧波『ちょっと待っててね!』

ガラガラガラ

……?視点……

何なんだ…あの…明るい性格のヤツは…
弧波と言ったか?
可愛いげのあるやつだな…

……弧波 視点…

弧波『おばさん!遅れてごめんなさい』

おばさん「いいのよ!どう?お部屋の方は?」

うわ!流石に…「え?妖怪が住み着いていました!」とか言えないよね?!
じゃあ…

弧波『部屋は広かったです!全然狭くなんかありませんでしたよ?綺麗でしたし…!』

おばさん「そう?なら、よかったわ♪」

優しい人だ…
このおばさんも、旦那さんを病気で亡くなってしまっている。
だから、私とおばさん二人で住んでいる

何だかんだで、食事が終わり
自分の部屋に戻った

弧波『お待たせ!膤棟!』

あれ?今、私…何て?

膤棟「?!」

弧波『ごめん!いつの間にか…』

膤棟「いい。」

弧波『え?』

膤棟「別に、膤棟でもよい。」

弧波『本当?!』

膤棟「あぁ」

弧波『ありがとぉ!膤棟!!』ギュウ

膤棟「なっ?!///」
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