幸せをありがとう。そして、さようなら。【短編集/黒バス】
第1章 事故……【青峰大輝】
桜side
桜「大輝!いや……大輝ぃぃぃい!!」
やだ、大輝がいなくなっちゃった……大輝から渡された箱を開けてみる。
桜「指輪……大輝、、ありがとう……」
大輝をみると凄く幸せそうに笑って、ううん正しく言うと安心したように凄く幸せそうに微笑んで眠っているようだった。
大輝に触れて見るとまだ生きてた名残があってでもやっぱり……
桜「少しだけ…冷たい、、お疲れ様、大輝」
そう呟いてキスをした。そして大輝の家族が来て、大輝をみて言った。
青峰母「良い、、最期だったのね……」
------------告別式------------------------
桜「グスッ……大輝ぃぃぃ」
私はずっと泣いていた。周りの人も。
大輝は私の所為で死んだのに誰も私を責めなかった。それが余計にツライ。
今吉「桜……青峰が死んで悲しいのはワシら全員同じや。一子の母親がそんなんでどうすんねん」
青峰……お前なんちゅう幸せそうな顔して死んどんの。桜、泣いてるで?でもワシは最低なことに少しチャンスを感じてしまった。
桜「何で、知ってる、、んですか……?」
今吉「青峰がもしかしたらってワシに言って来たや。そんときな……アイツ何や嫌な予感するっちゅうてもし何か有ったら桜を頼むってワシに言うてきたんや。桜が嫌やなかったらでええ。ワシが桜も子供も養ったる」
これは本当のことや。青峰はワシが桜を好きだと知っとった。それなら自分に何か有っても大丈夫や言ってワシを選んだらしい。
桜「私、大輝への気持ちは一生忘れられない((ヒック、、それでもいいならお願いします」