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幸せをありがとう。そして、さようなら。【短編集/黒バス】

第4章 世界はこんなにも理不尽【黄瀬涼太】


黄瀬side


桜……何言ってるんスか?俺たちこれからも一緒っスよね?愛してるなんて毎日、、鬱陶しいくらい言ってるじゃないっスか!これからもソレが続くんっスよね!?

解ってる……もう桜は助からないって。でも諦められないんだ……


桜「涼太……」((ニコ

黄瀬「なんスか?俺……桜のことこの世で誰よりも何よりも愛してる」

桜「ありが……とう、、私、も……涼太を、、愛して(る)……」

黄瀬「……?(桜?……嗚呼、死んじゃったんスね……でもまだ温かい)桜、本当に愛してる。ありがとう」((ポロポロ


涙が溢れてきたと同時に救急車が到着した。
今更来ても遅いんだよ!もっと早く着いてれば桜は助かったかもしれないのに!なんなんスか!?今、、丁度死んだ時に到着するとか嫌がらせっスか?


桜「…………」

黄瀬「桜……桜、桜!桜!」((ポロポロ


涙が止めどなく溢れてくる。何処にこんなに沢山有ったんスかね?気付けば通り魔は警察に捕まりパトカーに乗っていた。
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