幸せをありがとう。そして、さようなら。【短編集/黒バス】
第4章 世界はこんなにも理不尽【黄瀬涼太】
黄瀬side
そうだ!救急車!俺はやっと脳ミソが動いて急いで連絡を入れた。
消防「はい、もしもs黄瀬「き、救急車お願いします!場所は新宿前!ひ、人が、恋人が刺された!早k」先程も通報が有ってそちらに向かっています!止血をして待っていて下さい!」
黄瀬「わ、分かったっス!」
こうして電話は切れた。とりあえず結構前に桜が教えてくれた通りに止血してる。
でも……間違って無いのにトマラナイ?何で止まってくれないんスか!?
桜「涼太……あり、がとう、、でもね?もう無理かも……」((ニコ
黄瀬「そ、そんな!大丈夫っス!大丈夫っスから!ソンナコト言わないで下さいっス!」
桜「だっ、て、、判るでしょ?内臓……殺られたもんっ……っ!」
桜から血が溢れてくる。どんなに止めても止まらない……救急車もまだ来ない!
俺が新宿に連れ出さなかったら……今ごろは二人幸せだったんだ……
黄瀬「桜!も、もうすぐ!もうすぐ救急車来るっスから!頑張って下さいっス」
桜「ごめ、、ん、ね涼太もうダメみたいなんだ?最期にお願い……愛してるって言って、、?私がっ……!尽きたあと最初に……あれ?可笑しいな……?瞼重い、、」