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voice………
第5章 ~茜色の空に舞う~
すると君が初めて喋った。
「あの曲、一番好きなんです。」
「どうしても、歌いたかった。
あなたたちがいつも歌っているところで。」
え?
おいら達の歌っているところ?
「知ってますよ。
たまに、ここへ嵐さん達が来て、みんなで5×10を歌っているの。」
「でも、それも今日で最後です。
だから、どうしても、一番好きな歌を歌いたくて、あの場所で……………」
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